MacにRubyの開発環境を構築してみる

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はじめに

RubyのインストールはMacだと簡単です。
今回はrbenvというツールを使ってRubyをインストールしてみたいと思います。

まず、なぜrbenvというツールを使用するかについてですが、Rubyはバージョンによってコードが動かなかったりする場合があるので、手軽にバージョンを切り替える必要があります。
そこで、バージョンを管理するためのツールが必要になるのですが、それがrbenvです。

rbenvとは
Ruby環境のバージョン切り替えツールである。Ruby(に限らないが)はバージョンの差違によって、ソフトウェアが正常に動いたり動かなかったり、といったことが往々にしてある。
そこで、特定のバージョンのRubyをドノーマルにインストールしてそれを使い続けるのではなく、バージョン切り替えツールでインストール・管理することで、使いたいソフトウェアや開発するプロジェクトに応じて複数のRuby環境を使い分けるのが最近のトレンドになっている。
[引用:Rails開発環境の構築(複数バージョン共存可能)(Homebrew編)]

なお、rbenvを使用する方法以外のインストール方法については下記サイトが参考になります。

1.事前準備

まずはrbenvをMacにインストールするためにHomebrewが必要です。

Homebrew(ホームブルー)は、Mac OS Xオペレーティングシステム上でソフトウェアの導入を単純化するパッケージ管理システムのひとつである。[引用:wikipedia]

1.javaのインストール

まずターミナルで下記のコマンドを入力します。

java -version

もしjavaが入っていない場合はインストールをしますか?とメッセージが表示されるので、そのままインストールする。バージョンが表示されていればそのまま次へ進む

2.Command Line Tools のインストール

まずXcodeをインストールします。

Xcode
カテゴリ: 開発ツール

インストールが完了したらターミナルに下記のコマンドを入力します。

xcode-select --install

3.Homebrewをインストール

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

インストールが完了したら、問題がないかチェックします。

brew doctor

下記のような警告が表示された場合は指示に従います。
brew updateしなさいとのことなので、ターミナルにbrew updateと入力します。

Please note that these warnings are just used to help the Homebrew maintainers with
debugging if you file an issue. If everything you use Homebrew for is working fine:
please don’t worry and just ignore them. Thanks!

Warning: Your Homebrew is outdated. You haven’t updated for at least 24 hours.
This is a long time in brewland! To update Homebrew, run brew update

最終的に

Your system is ready to brew.

となればOKです。

2.rbenvのインストール

brew update
brew install rbenv ruby-build
#rbenvの初期化スクリプトを.bash_profileへ追加
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile

#rbenvのバージョンを確認
rbenv --version

3.rbenvでRubyをインストール

いよいよRubyをインストールします。

#インストール可能なバージョンリストを取得
rbenv install --list

#ここではRuby 2.2.3をインストールする
rbenv install 2.2.3 
=>Downloading ruby-2.2.3.tar.gz...

#インストール済みのRubyのバージョンを確認
rbenv versions

#rbenvを再読み込み(新しくRubyをインストールした場合は再読み込みが必要)
rbenv rehash

#Rubyのバージョンを変更
rbenv global 2.2.0

#Rubyのバージョンを確認
ruby -v
=>ruby 2.2.0p0 (2014-12-25 revision 49005) [x86_64-darwin14]

※毎回rbenv rehashをするのが面倒な場合はrbenv-gem-rehashのインストールがオススメです。

※最新安定版のRubyをインストールする方法については下記記事がとても参考になります。

参考

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